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【感想&ネタバレ】僕のヒーローアカデミア HEROES:RISING

公開2日目の土曜日にヒロアカの映画を観てきました。

時間軸的には死柄木の指がなかったこと、爆豪と轟が仮免を取得していたことから時系列は放送中アニメのさらに先になっています。(※特典冊子によるとワン・フォー・オールの先代継承者たちの意思がで始めた頃らしいです。)

 

あらすじ

オールマイトがオール・フォー・ワンと死闘を繰り広げ、残り火も消え事実上の引退となりました。そこでオールマイトの意志を継ぐ、「次世代のヒーロー育成プロジェクト」の一環として雄英高校1年A組は南の離島、「那歩島」で実際にヒーロ活動をすることになる。(このプロジェクトは規定によりプロヒーローおよび学校の介入が認められていないので、すべて生徒の自己責任となります。)

 

ストーリー

ざっくり言うと1年A組がヒーロ活動をしている那歩島に小学生ぐらいの姉弟がいました。姉は幻を生み出す個性、弟は活性化の個性です。今回の敵であるナインはオリジナルの気象操作の個性に加え8つの個性を扱えます。しかしナインは個性を使うたびに細胞が死滅していき寿命が短くなります。そこで弟くんの活性化の個性を奪うために那歩島に攻め込んで来ますが、緑谷と爆豪の共闘により敗れます。最後は死柄木によって灰にされて死にます。

 

感想

前回の映画はオールマイトありきのストーリーでしたが、今作は完全に生徒主体のストーリーでした。アニメでも漫画でもまだ目立った活躍のない生徒が輝いていて良かったなと感じました。(個人的にカッコよかったのは瀬呂です。葉隠ってなんかしたっけ?)

 

いつもクールに瞬殺で決める轟ですが苦戦していたところもハラハラしましたね。

そして新技(?)で決着したのもよかったです。(エンデヴァーに教えてもらっためちゃくちゃ炎の熱を上げるやつを氷の方に応用して、相手を内部から凍らせる感じでした。)

 

やはり今作の見どころは緑谷と爆豪の共闘でしょう。

ナインとは2日間に渡って戦うわけですが、初戦は2人がかりでも全く歯が立たず、あばらを折るなどの怪我を負いました。(前述の弟・活真くんによって回復)この時2人はナインが個性を使いすぎると動かなくなることに気づきます。

次の日この情報をもとにA組で協力するも、やはり歯が立ちません。緑谷と爆豪もなんとか食らいつきますがナインはさらなる強さを見せます。2人ともボロボロになり、このままでは勝てないと悟った緑谷は爆豪にあることを提案します。「ワン・フォー・オール」の継承です。

すこし戸惑いながらも爆豪は受け入れ、継承します。そして2人のワン・フォー・オールが誕生です。(緑谷はオールマイト同様残り火です。)

際限なく力を使った2人の両腕は耐えきれずに破壊されますがなんとかナインに勝つことができました。(のちにリカバリーガールにより回復。)

 

とにかく2人の共闘シーンがほんとに良かったです。鳥肌立ちまくりでした。

爆豪がやけに素直に感じましたが、それだけ緑谷を認めているからなのかもしれませんね。

 

後述

今作は原作を読んでいないアニメ勢の方でも十分楽しめるとは思いますが所々アニメには出てきていないようなものがありました。ホークスとか特にそうです。原作を読んでいればより楽しめるのかなと思います。

ひとつ気になったのは個性の譲渡に関することが曖昧なような気がしました。

緑谷は爆豪に個性を譲渡した時点で本来なら残り火でしか個性を使うことができなくなります。(映画ではその残り火も全て使い切っていました。)

しかしワン・フォー・オールは緑谷のもとから消えてはいませんでした。オールマイトによると「譲渡が完了する前に爆豪が気絶してしまったから」と言っていました。

個人的には爆豪に「これはてめェのモンだろうが」といって緑谷に返すのが1番しっくりきます。

そこだけなんか惜しかったなと思いました。

 

そして素晴らしいが故になんだか最終回のようにも思えました。

はたして原作がどのようなラストを迎えるのか気になるところです

 

とにかくヒロアカ好きな方は観に行くべきです。